畑ほし柿生産組合

本物を守る畑地区

以前は、萱葺の柿小屋が主流でしたが、昭和40年代頃からは、風通しもよく、より多くの日差しを取り入れるように、周りをガラス張りした木造三階建ての柿小屋が建ち始めました。晴天の日は、窓を開放し、雨が降れば窓を閉めて「ほし柿」をつくります。各農家では、約2万~3万個を吊るして乾燥させます。

アクセスマップ

「畑」地区内のあれこれ探訪

出雲金刀比羅宮 (いずもことひらぐう)

配祀神 金山彦大神、水罔彦大神、猿田彦大神。永禄五年、毛利元就が中国山陰道に軍を進めたる時、戦勝を祈りて出雲大社の御分霊をこの地に祀ったのが起源。そして永禄九年、戦いに勝ったゆかりの社でもあり、その後、農業・商業・海の守り神として信仰されています。
(昭和50年7月島根県特別神社指定)

「京羅木山」(きょうらぎさん) 473m

山頂からの眺めは格別で、東に大山、そして島根半島、中海・宍道湖等が一望でき、四季を通じ多くのハイキングや散策を楽しむ方々がお越しになります。
また、戦国時代には、山口県の大内氏が尼子氏攻略の際、本陣を置いた地として知られ、山裾には数多くの山伏塚も点在していることなどから、昭和58年8月に地域の有志の方々により「京羅木平和観音」が建立されました。
毎年9月23日には、山頂で盛大な「京羅木平和観音」祭りが行われています。

名水「岩藤の岫水」 (いわふじのしゅうすい)

平成5年から始まった「農村総合整備事業」によって、山肌から澄んだ流水が流れ出たため、地区内の有志で水飲み場を整備しました。今では、TVや新聞等で紹介され多くの方々が訪れられるようになりました。
また「おちらと村」では、手打ちそばやコーヒー等にも活用され名物となっています。

柿渋染め(かきしぶぞめ)

西条柿は元来「渋柿」であり、その「渋」は、昔からとても貴重がられ、建物などの防虫や漁の網、そして戦国時代では「鎧」などにも利用し、現在では、この「渋」を利用し「のれん」や「衣類」「座布団」「スカーフ」などを作る「染め工房」もあります。
また、「渋」は虫刺され(蜂や蚊、ムカデなど)に効果があります。(知恵袋)
≪お問い合わせ≫
『灯花』 (川越) 電話 0852-52-4733